来し方行く末

矢田未来は、ごくごく普通の高校二年生だった。
金色の瞳を持ち、周囲から疎外されている事を除けば。
ある日の帰り道、弟の利久と共に光の奔流に飲み込まれ、辿り着いた先は、異世界の国フォルティアだった。
王太子ファルスディーンをはじめとするフォルティアの人々に、戦争状態にある隣国ステアに対抗する為『戦巫女』としての力を求められ、それを発揮できない事に思い悩む未来。
しかし、何からも逃げていた少女が、立ち向かう事を決意した時、彼女の運命は大きく動き始めるのだった。