小説アーカイブ



アルファズル戦記

アルファズル戦記

シャングリア大陸の中心国、グランディア王国が、逆臣によって帝国となり、十六年。大陸は抑圧と絶望の中にあった。
大陸北部の村で暮らしていた少女エステルは、帝国兵の襲撃を機に、自分がグランディア王国の王女である事を知る。
大陸の平和を目指した『優女王』である母の遺志を継ぎ、大陸解放の旗頭として立つ事を決意するエステル。
だがそれは、神の意志に逆らう大いなる戦いの、ほんの始まりに過ぎないのであった。

雪が解けて春になる

アルファズルと呼ばれる世界の北の大陸フィムブルヴェート。
ひとを『鬼』とする『霧』に閉ざされたこの大陸には、竜王と呼ばれる守護者がいた。
竜王に仕える若者ゼファーは、竜王メディリアの命により、勢いを増した『霧』の謎を解くべく旅立つ。
『アルファズル戦記』北の大陸編の断片、2025年文披31題挑戦作品。



長編

アルテアの魔女

フェルム大陸で唯一人、濁り無き言の葉『アルテア』を用いて様々な現象を起こす事の出来る、『アルテアの巫女』エン・レイ。
セァクの王姉として生きて来た彼女のもとに、冷戦状態にある隣国イシャナの王との政略結婚の話が訪れる。
しかしイシャナに向かう途上、婚礼の一団は異形の怪物・破獣カイダに襲われ壊滅。生き残ったエン・レイを救ったのは、『黒の死神』の異名を持つ、イシャナの英雄インシオンであった。

フォルティス・オディウム

聖剣『フォルティス』と魔剣『オディウム』の存在をもって、勇者と魔王が繰り返し相争うシュレンダイン大陸。
長く続くその戦いの裏に込められた秘密が明らかになる時、世界は変転を見せる。
これは、世代を越えて歪みに立ち向かった者達の記録。
2017年度オレンジ文庫ノベル大賞三次選考通過作品を改稿、大幅に加筆。

エターナリア

辺境の街で暮らす「あたし」カランがある日拾った、記憶喪失の少年。
その出会いが、彼女を遙かな旅路へと導く。
様々な事情を抱えた様々な人との出会いと別れを経て、少女は自分自身と向き合い、成長してゆく。
やがて少年の素性と、隠された秘密を知った時、世界の命運を賭けた戦いが、彼女を待っていた。

悪役女帝に転生したけど、死にたくないので全力で破滅フラグを回避します!

「わたし」は、気づいたら自分が書いた物語『セイクリッディアの花輪』の悪役女帝、アーリエルーヤの幼い頃に転生していた。
このままいけば、自分は確実に、主人公の聖女に討たれてしまう。
そんなの嫌に決まってるじゃろ!
知り尽くしている物語だからこそ、「わたし」はアーリエルーヤが辿った破滅フラグをことごとく潰してゆこうとする。
「わたし」は無事、生き残れるの!?



中編

いつか、生きていたことを忘れてしまう君へ、星咲く場所で

高校受験に失敗した私は、引きこもりになり、兄が買ってくれたオンラインゲームに没頭する日々を送っていた。
無為に過ごしていたある日、私は、ひとりのキャラクターが仲間にいじめられている場面に出くわす。見かねて助けた、ミミというキャラクターと、私の分身である「私」ジュリは友達になり、親交を深めてゆく。
しかし、ミミはとある深刻な秘密を抱えていた。

雨竜さまのお嫁さん

異世界フェアン国に転生した乃亜は、アーゼル山に住む雨竜に嫁ぐ。
人と竜の交流、彼女らを見守るひとびと。時に温かく、時に切ない時間が流れてゆく、異世界婚姻譚。
(綺想編纂館(朧)様( @Fictionarys )の2023年7月の企画『文披31題』の参加作品。



短編連作・短編集

なまけものの欠伸

つぶやきよりも小さな、あくびみたいな掌編たちです。
少しでもお好みに合うものがあれば、幸いです。