シェルテ族の草原で暮らしていた少女ユヅカは、ある日世界の『果て』を壊してやってきた者達に襲われる。そこに現れた青年イルギッドは、ユヅカを草原の外、『翔竜世界』へと連れ出した。
遙か昔、竜神の争いで荒れ果てた地上世界の再生を告げる『タツノオトシゴ』の『竜使(りょうし)』として狙われるユヅカと、彼女を守ろうとする人々。
衝突と和解を繰り返して、彼らとの距離を縮め、次第にイルギッドにも惹かれてゆくユヅカだが、悪しき意思は、彼女の元へ手をのばそうとしていた。
銀色の空の下で繰り広げられる、異能と戦いを帯びた恋愛ファンタジー。