#アルファズル戦記 裏話 完結したらやると言って、やってなかった、世界の構造裏設定の話です。 正確にはイリス編6章で明かされるため、まだWeb連載では出ていないので、ネタバレはまだ! という方は畳んだ先は避けてくださいませ。 続きを読む原典ではそこまで言及できなかったのですが、アルファズル戦記の世界は、遠未来、地球が滅びた後に人類が辿り着いた星の物語です。 果てしない戦争で人の住めなくなった地球から飛び立った宇宙船のうち、フォモール、ヴァーン、エリオン、ダイナソア、そして旗艦アルファズルの、5機が、新しい星を見つけて降り立ちました。 前4機はそれぞれ、西、南、東、北の大陸に降り立ちましたが、アルファズルだけが着陸に失敗します。 その乗組員達の無念が世界に強い意思として根付いたのが、アルファズルの『神』の正体です。 意思というよりほとんど怨念で、他の船に乗っていたひとびとへの呪詛から、降り立ったひとびと=始祖種に呪いをかけます。 特に魔力に秀でたフォモールは、アルファズル墜落の場面を垣間見ることがあり、その呪いを強く受けました。それがエステル編のレディウスのような、ヴァロールです。 アルファズルは各大陸で戦乱を起こし、始祖種の導きを受けたひとびとに追われて、遂に西の大陸のグランディア地下に封印されます。 そこから数百年、怨念を更に高めていった結果が、狭義の『アルファズル戦記』の物語です。 アルファズルの誤算は、下僕にしたアティルトがクレテスにアルファズルを取り憑かせたけれど、クレテスの魂が身体に宿り続けて神を封じる時があったこと、そしてヴァロールの性質を持つはずのイリスが、それに打ち勝ったことです。 アティルトがヤンデレでイリスに固執しすぎたのを放っておいたのも、敗因ですね。 これを原典を書いていた頃の若い私は、説明できませんでした。今やっと書けるようになりました。 FFとか、堤抄子先生のエルナサーガに、子供の頃脳を焼かれると、こういう、ファンタジーにSFが激突してくる設定が性癖になるんですね……という話でした。 現在進行中の北の大陸の物語『雪が解けて春になる』は、もう少しSF抑えていこうか……と頑張ったんですが、下巻でちょっとポロリ……いやモロリしております。 来年GWあたりに下巻が出るはずなので、見届けてやってくださいませ……!畳む 2025.12.28(Sun) 20:24:04 ひとりごと2025年,創作,小説 edit
完結したらやると言って、やってなかった、世界の構造裏設定の話です。
正確にはイリス編6章で明かされるため、まだWeb連載では出ていないので、ネタバレはまだ! という方は畳んだ先は避けてくださいませ。
原典ではそこまで言及できなかったのですが、アルファズル戦記の世界は、遠未来、地球が滅びた後に人類が辿り着いた星の物語です。
果てしない戦争で人の住めなくなった地球から飛び立った宇宙船のうち、フォモール、ヴァーン、エリオン、ダイナソア、そして旗艦アルファズルの、5機が、新しい星を見つけて降り立ちました。
前4機はそれぞれ、西、南、東、北の大陸に降り立ちましたが、アルファズルだけが着陸に失敗します。
その乗組員達の無念が世界に強い意思として根付いたのが、アルファズルの『神』の正体です。
意思というよりほとんど怨念で、他の船に乗っていたひとびとへの呪詛から、降り立ったひとびと=始祖種に呪いをかけます。
特に魔力に秀でたフォモールは、アルファズル墜落の場面を垣間見ることがあり、その呪いを強く受けました。それがエステル編のレディウスのような、ヴァロールです。
アルファズルは各大陸で戦乱を起こし、始祖種の導きを受けたひとびとに追われて、遂に西の大陸のグランディア地下に封印されます。
そこから数百年、怨念を更に高めていった結果が、狭義の『アルファズル戦記』の物語です。
アルファズルの誤算は、下僕にしたアティルトがクレテスにアルファズルを取り憑かせたけれど、クレテスの魂が身体に宿り続けて神を封じる時があったこと、そしてヴァロールの性質を持つはずのイリスが、それに打ち勝ったことです。
アティルトがヤンデレでイリスに固執しすぎたのを放っておいたのも、敗因ですね。
これを原典を書いていた頃の若い私は、説明できませんでした。今やっと書けるようになりました。
FFとか、堤抄子先生のエルナサーガに、子供の頃脳を焼かれると、こういう、ファンタジーにSFが激突してくる設定が性癖になるんですね……という話でした。
現在進行中の北の大陸の物語『雪が解けて春になる』は、もう少しSF抑えていこうか……と頑張ったんですが、下巻でちょっとポロリ……いやモロリしております。
来年GWあたりに下巻が出るはずなので、見届けてやってくださいませ……!畳む