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七月のなまけもの
七月のなまけもの

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2024年8月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

先月のついった企画『文披31題』で連作のように書いたついのべですが、あれは(以下『アルファズル戦記』本編バレも含みます)

2巻で本格的に出てくるカレドニア王国に、異世界召喚された、現代日本女性視点の話でした。
1日目は全くそんなこと考えてなかったんですが、3日目くらいから、
「面白そうだから、この語り手をジャンヌ王女の母親にしよう」
と方向性を決めました。
オムライスの話を入れたのは意図的です。

バルトレットは自分の好きになった女性が、この世界ではないところから来たことに薄々気づいていました。
アルフォンスの養母マリアナはそれを見抜いた上で、語り手がこの世界の摂理から外れた場所にいる=この世界の運命に干渉できない代わりに世界も彼女を殺せない、という事実を告げました。

ジャンヌは母親が死んだと思っていますが、実際はバルトレットに見送られて外の大陸へ旅立ちました。
そして各地の始祖種にまつわる話を集めて記録しています。

最終話に出てきた青年も意味があるのですが、これは第二部ラストのネタバレになるので、来年まで答えをお待ちください……。

この女性の話は中編にして、いつか出したいと思っている番外編集に収録したいのですが、まずは31編のついのべをぎゅぎゅっと1本の話にまとめるところからですね!

#アルファズル戦記畳む

ひとりごと2024年,創作

死生観について、自分がめちゃくちゃ特殊な環境に置かれていたゆえに、人様とかなり違う思想をしていることを痛感してしまった。

私は保育園と大学がキリスト教だったせいか、天国と地獄が存在するのがごく当たり前に刷り込まれてるんですね。(でも無宗教)
しかもそれを作品の中でも説明せず、「あるのが当たり前、読者もそれを前提としている」と思い込んでた。

視野が狭いな~と感じる瞬間でした。

ひとりごと2024年,創作

キャラの罪と罰と救済についてちょっと考えてた。

とあるのめり込んでるゲームのあるキャラについて、
「人は人、罪は罪、と切り分けている」
という解釈があって、自分の創作方向性とは真逆だな、って思ったんですよね。

私は罪を犯した悪役は因果応報あってしかりなので、最初から「こいつは救う。というか生きて償わせる」と決めたキャラ以外は大体罰を下してるな……と。

ある大長編のラスボスを番外編で救済しようかな、と相談した時に、
「それはダメ」
ってはっきりと否定されたこともありますね。
私は感情で罪と罰を決める生き物……。畳む

創作