それは、遙か昔の記憶。
その日少女が邂逅する事は、必然だったのだろうか。
有無を言わさず、大切な場所が離れてゆく。
その笑顔は、ほんものか、はたまた。
凶暴な犬のごとき表情の裏に、隠された真意は。
少年の口から語られる、かつての悲劇と、自分の存在意義。
自分にもできる事がある。少女は心を決める。
『果て』は友には友に。そうして二人の距離も。
そして少女は、彼を守りたいと望んだ。
今度こそ。それはいつの記憶だろうか。
一難去って、ドキドキのお出かけがやってくる。
お買い物で新しい気分になったら、次に待っているのは。
ひとつの小さな過ちが、後に大きな悲劇を生む。まだ、誰もそれに気づいていない。
取り返しのつかない事態が起きる。そして、来たるは。
私が最も正しい。そう信じる者の前には、懸命に生きる者達の意志すら踏みにじられて。
本当は。本当は。あなたが。
狂った男の手によって、ひとつずつ確実に、奪われてゆく。
悪しき魔王の手から姫を救い出すのは、騎士の役目。
もう離れないと誓い合う想いも、狂気の前には引き裂かれてしまうのだろうか。
神話に語られる地への扉が、今、開く。そして、仲間達との再会。
かつて、世界を壊した者がいた。その者は自分の二の舞を踏む者を阻むべく、生き続けていた。
守りたい。この手に欲しい。信念がぶつかり合った結末は。
物語が終わり、戦いが終息する。それでも世界は続いてゆくのだ。