『負け犬はワルツを上手く踊れない』あとがき代わりに。
このあとがきの質問は、こちらからお借りいたしました。 「あとがき代わりに20の質問」 1:この小説を書き終えた、今現在の心境を一言で簡潔に言い表してください。 お、終わったあああ〜……。 2:この小説を書く上で、一番書きやすかったところはどこですか? 書く前からネタが降臨していた箇所。 3:この小説を書く上で、一番苦労したところはどこですか? 書く前にはビジョンが見えず、その場でうんうんうなりながら書いた箇所。 4:ボツにしたタイトル、仮タイトル、執筆中のコードネームなどありましたら教えてください。 『まけいぬはわるつをうまくおどれない』という言葉自体は一緒だったんですが、『上手く』ではなく、『巧く』になっていた時期がありました。 5:タイトルの由来(意味)は何ですか? 主人公の年齢と、第1話のパーティシーンから。 6:この小説を書き始めるきっかけはなんでしたか? いろんなサイト様の異世界召喚ものに目を通していて、あと、『遙かなる時空の中で3』をプレイして、主人公は中高生が多いな、自分はもうすぐ三十路だから、たまにはそれくらいの歳の人が主人公なものも見てみたいな、と思ったら、いつの間にか自給自足してました。 7:この小説を書く上で、何か影響を受けたもの(他の作品や、他媒体の創作物など)はありますか? はい、そりゃもう、いろいろと。 8:これがあったから、この話がかけました!(これがなかったら、かけませんでした!)というものはありますか。 自分の身体と脳、今まで見聞きした物事、五感から入るものすべて、携帯とパソコン、『遙か』シリーズのキャラソン(BGM)、時間。 9:ボツにしたストーリー展開を教えてください。 本当は4話でさらわれるの、フォルケンス王にしようかと思ってました……。 あと、蓮子が、突然戦巫女の力が使えなくなることも考えたのですが、それをやると、5話で納まらないので、思い切りカットしました。 リーティアや他国の戦巫女達も、もう少し掘り下げてあげれば良かったかなあと、反省してはいます。 10:プロット(思惑)どおりに進みましたか? ほぼ。 ただ、その場で慌てて作った設定が、後から活きてきて、我ながらびっくりすることが多々ありました。 フェルナンドは第2王子だとか、髪と目の色とか。 11:これが書きたくてこの話を書きました、という部分はどういうものですか? 1話……でしょうか、やはり。 12:一番こだわったところはどこですか? 蓮子を、28歳らしくなく書くところ。カタカナ乱用するのですが、英検漢検持っているので、徹底的には馬鹿でないように、書かねばならず。 あとは、1話に1回は、蓮子に「乙女」「ちょい待ち」発言させて、フェルに「レンコン女」を言わせる。 13:一番好きなキャラクターと、一番嫌いなキャラクターを、理由つきで教えてください。 好きは蓮子。自分の理想。こんな28歳でありたかった(過去形)。 嫌いは、特にいません。嫌いなキャラは、作っても動いてくれなくなるので。 14:実際にいたら嬉しいキャラクターと、実際にいたら厭なキャラクターを教えてください。 いたら嬉しいのはやはり蓮子。友達になりたい。 嫌なのはフォレスト。いたら困るでしょ、周りが。 15:この人にはこの言葉を言わせたかった!という台詞をキャラ別にどうぞ(実際に言わせていなくてもOK)。 フェルナンドの「やだレンコン?」(1話)と、蓮子の「ブッ飛ばす」(5話)。 16:この小説の登場人物たちを使って、別の話を書く予定はありますか? 来年の2月に、バレンタインで番外編をやろうとは思っていますが、同一人物を使った直接的な続編連載をするつもりは、ありません。 元々この連載自体が、1話完結の短編のところを、ご要望をいただいて、最終話まで考えたものですので。 17:この小説の中でこの部分が一番会心の出来なのです! というシーン(か台詞)を抜粋してください。 う〜〜〜ん、どこだろう。そういうの探すの、苦手なんですよね。 皆様に、いい!と思ってもらった箇所が、そうだという事で、お願いします。 18:この小説で取り上げたテーマやアイデアに、もう一度別の形で挑戦してみたいですか? ええと……言って良いですか? 一応反転しておきます。 この登場人物の子供や子孫を使った話に、少し手をつけ始めているのですが、今度はシリアスで、なんか鬱展開になって、6:4の確率でハッピーエンドになりそうにないので、どうしようかちょっと悩んでいます。 あ、一人称で短編以上の長さの作品を書くのは初めてだったので、一人称で長編できるかな〜?って、少し、思いました。 19:何か、これだけはしておきたい言い訳というのはありますか?(笑) 勢いだけで書いてしまったので、ツッコミ所だらけで、言い訳したらきりがありません……。 ひとつ裏話をしておくと、戦巫女の中に一人だけ、リアルでお気に入りの人の苗字を使わせていただきました。 20:最後に一言どうぞ! この作品は、7割方携帯で書きました。 そうしたら、普通にメールを打つのに支障が出るくらい、携帯が、変な予測変換を沢山覚えてしまいました。 でもそれも、楽しい思い出の軌跡です。 ここまで読んで下さって、ありがとうございました。 |