2026年9月の投稿[17件]
2026年9月30日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
2026年9月28日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
今週のケントゥリア
ララワグさんがどんどん狂ってくのに、すんでのところで踏ん張ってるのが痛々しい……。ルカと至高き君に手紙を残すって、自分の実情を告白して、いざという時はころしてくれってことなのかなあ……?
そしてディアナがかわいそうすぎる……。毒電波のせいで「消えた方がいいのかなあ……?」って希死念慮出ちゃってるの、あれに一生苛まれるんだって……。
それを咄嗟にララワグさんが抱き締めるの、やっぱりこの人根っこはすごい善人なんだよね。
そしてララワグさんに、戦い方を教えてと言うディアナに、預言者がアンヴァルに見せた未来が見えましたわよ! あの時のディアナとおぼしき女性、武器持ってたもんね。
預言者、自分のせいで確実に、見た未来に向かってること自覚した方がいいぞ!!畳む
ララワグさんがどんどん狂ってくのに、すんでのところで踏ん張ってるのが痛々しい……。ルカと至高き君に手紙を残すって、自分の実情を告白して、いざという時はころしてくれってことなのかなあ……?
そしてディアナがかわいそうすぎる……。毒電波のせいで「消えた方がいいのかなあ……?」って希死念慮出ちゃってるの、あれに一生苛まれるんだって……。
それを咄嗟にララワグさんが抱き締めるの、やっぱりこの人根っこはすごい善人なんだよね。
そしてララワグさんに、戦い方を教えてと言うディアナに、預言者がアンヴァルに見せた未来が見えましたわよ! あの時のディアナとおぼしき女性、武器持ってたもんね。
預言者、自分のせいで確実に、見た未来に向かってること自覚した方がいいぞ!!畳む
2026年9月27日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
美味しいお肉を食べて、お茶しながらめっちゃ喋ってきた……楽しかった……。
約10年ぶりに二次創作イベントに戻ってきた本をいただいたのだけど、何を食べたらこんなギャグ出てくるんだってセンスは健在で、才能って衰えないんだなあと感心しました。
私は才能が無い分を、努力を積み重ねることと、たまの運で積み上げていくしかないけれど、まだまだ頑張ろうって気持ちになりました。
約10年ぶりに二次創作イベントに戻ってきた本をいただいたのだけど、何を食べたらこんなギャグ出てくるんだってセンスは健在で、才能って衰えないんだなあと感心しました。
私は才能が無い分を、努力を積み重ねることと、たまの運で積み上げていくしかないけれど、まだまだ頑張ろうって気持ちになりました。
2026年9月26日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
色々病んだりは勿論してるんだけど、大阪楽しかったし、いろいろお出かけやお食事や約束事も楽しかったので、先月までよりは今月は良かったのではないかと思ってる!
明日も人とお会いする約束があるので楽しみ! 私のメニエールで一回流れてしまったので、いっぱい話すぞ~!!
明日も人とお会いする約束があるので楽しみ! 私のメニエールで一回流れてしまったので、いっぱい話すぞ~!!
2026年9月24日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
#語彙トレ2026 『この大地の上で』09/11~09/20まとめです。
新キャラが生えたり、エクセルと光まわりを描きたくて仕方無かったり、忙しい期間です。
作品は異なりますが、エクセルと光は、原作を書いていた頃の作者イチオシカプだったので、この話でもなんとかしたい欲が出て、「時雨とソフィアの視点」から外れる、ズルをしてしまいました。
前→737
09/11-媒介
どうしよ。顔が、火照ってる。自分で言っといて、なんだけど。細さんを媒介に、一生見てる、みたいな、告白、しちゃったようなもの。
そんなの、今の時雨には、重荷でしかない。背負うものが多くて、彼を、苦しめる。
時雨は優しいから、甘えすぎてた。
そっと、手を離そうとしたら。
「いいもの売ってるな」
元の調子に戻った時雨が、ひとつのお店、見てる。アクセサリ屋だ。
ノルンは自治都市の金属、草原諸国の原石が、とれるから、東方で、彫金技術が発達してる。ホクナの民は、盟主不在の中でも、それで生き延びた、って。
きらきら、輝くアクセサリを、覗き込んだ。
09/12-触媒
「おっ、兄さん、お目が高い!」
お店のおじさんが、いい客つかまえた、ってばかりに、営業スマイル、全開にする。
「ここにあるのは、草原諸国の特別な触媒を使って、銀を霊銀(ミスリル)に昇華させたものばかり。ご利益はばっちりだぜ」
うわー……、怪しげな口上。霊銀って、西のシャングリアでしか、採れないんじゃなかったっけ。
でも、時雨はすごい真面目な顔してアクセサリに見入って。
しゃらり、と。鈴のついた腕輪を、ひとつ、手に取ると。わたしの手首に、当ててみる。
「うん」
満足げに、うなずいてる、けど。
見えてる見えてる、値札! うん、じゃないよ!
09/13-代償
「毎度あり!」
あ、あああ。時雨、値札通りのお金、払っちゃった。もしかして、時雨って意外と、金銭感覚ガバガバ? 『星の忍』なんて高位の忍で、太守跡継ぎの養子、だったから?
育ちの代償、大きかった、よ。恭司様、ちゃんとこういうとこ、教育しといて欲しかった……。
まあ、人のこと言えないけど、わたしは、あのひとの目、盗んで、ちょこちょこ街に、降りてたから。踊りもその時に、旅のジプシーに、教えてもらった。
師匠、元気かな。
『免許皆伝だ』
って言われて別れたきり。どこかで、戦火に巻き込まれてないと、いいけど。
考え込んでると、鈴の音が鳴った。
09/14-印影
しゃらん、と。
わたしの左手首で、鈴が鳴る。
「これで」
時雨が、満足そうに、微笑んだ。
「どこにいても、あんたを見つけられるな」
「わたし、猫かなにか?」
「そういう訳じゃあないが」
ぷう、と膨れてみせると、時雨、慌てて首を横に振る。
でも、いいけど。
時雨の印影が、わたしに刻まれたかの、ように。時雨の優しさが、わたしの心に、沁みる。
「じゃあ、わたしが迷子になったら、時雨、見つけてね」
「ああ」
時雨が、真面目な顔つきで、頷く。
「どこにいても、必ず」
「じゃあ」
わたしも、にっこりと。
「どこにいても、時雨のこと、見つけるよ」
09/15-疼く
弟と、妹みたいな少女は、今頃『聖域』で、初々しいやりとりをしているだろう。ひとり、ふっと笑ったところで、無いはずの右目がじくじくと疼いて、前髪の上からおさえてうずくまった。
「ちょっとあんた!? 大丈夫!?」
『星の忍』の少女が、焦りきった声で肩にしがみついてくる。左手を掲げて、大丈夫だという意思表示をした。
「ラグナール兵として、潜り込んだ時に、ちょっとヘマしてな」
あのクソッタレ王に目を取られ、刃を握れば数秒で死に至る呪いをかけられた。
『小物はせいぜい転がって苦しめ』
奴はそう嗤った。
「なんで、そんな」
彼女が憤慨する理由が、わからない。
09/16-饐える
吐き気が込み上げて思わずえずく。
『時雨様がいらっしゃらない今、ホクナを率いることができるのは、秋霖様だけですわ!』
子供の頃から持ち上げられて、民が戦いに出るのを見送った。彼らが物言わぬ身体になって帰ってくるのを迎えた。蝿が飛び交う饐えたにおいに、泣きながら吐いた。
時雨に意趣返しをしたかったわけではない。できることなら、ソフィアと一緒に、戦と関係無い、日の当たる場所で、穏やかに暮らしていて欲しかった。だが、ホクナの民が、ジャオウの民が、それを許さないだろう。
「……あんた」
忍の少女が呆れきった顔をした。
「思った以上にわかりやすいわよね」
09/17-馨る
連合軍の噂は馨る。マアサルの翠黛のこちら側、草原諸国、東方、自治都市連合の隅々まで、若き盟主たちの話は、波のように広がった。
ヴァイシャと高砂は妥当にしても、俺の名前まで混じっているのは、落ち着かないが。
だが、ラグナール軍に攻め入られた土地から、希望を求めて、ルーマンの砦にひとびとが押し寄せる。最早誰がどこの出身かなんて、どうでもいいくらいに。
「盛り上がっている時こそ、気をつけるべきです」
そう言って眼鏡をくい、と指で押し上げるのは、先代フェルガナ族長の頭脳、フォルカだ。
「木馬に潜んだ敵が、入り込んでいるやもしれませんゆえ」
09/18-薄明
砦の屋上から、草原を見渡す。マアサルの翠黛が、薄明でほの明るく縁取られる。
連合軍では立場など関係無い。盟主でも参謀でも、平等に見張り番が回ってくる。フォルカの存在は、今までの会議にヴァイシャと同席していたことで知っていたが、二人きりで話すのは初めてだ。
「あんたは、もうこの軍に間諜が入り込んでいると、思っているのか?」
「立場だけ見れば、ラグナールの姫君と、ラグナール兵として潜り込んで彼女を手助けしたことのある、あなたの兄上が」
じとりと睨むと、織り込み済みだったのだろう。彼は肩をすくめる。
「立場だけ見れば、の話ですよ。落ち着いてください」
09/19-楼閣
「間諜を探す時、まず疑うべきは、敵側に足を踏み入れた者。私はそれを失念して、族長を亡くしました」
昇りゆく太陽を見つめながら、フォルカが訥々と語る。
「ラグナールとの緒戦で捕らわれ、解放されたクラナハを、お嬢は喜んで出迎えた。それが過ちでした」
ああ、クラナハって、ニネヴェの裏切り者で、ヴァイシャの許婚だったか。おおかた、ラグナールに捕らわれた際に、ゼノスに何か吹き込まれて、変心したんだろう。
草原諸国も、ジャオウの楼閣と一緒だ。同族の皮をかぶった連中が、いつ相手を高みから引きずり下ろすか、虎視眈々と機会を狙っている。
『どいつもこいつも、じゃな』
09/20-迷宮
「戦とは、迷宮のようなものです」
フォルカが眼鏡をくいっと押し上げて、目をすがめる。
「誰が正しいか間違っているかが無い。豊穣な地は焼け、命は失われ、終わりが見えない。彷徨った果てにあるのは、荒れ果てた大地と疲弊した人々。太陽の光も、虚しく降り注ぐばかりです」
「あんた、詩人になった方が向いてるんじゃあないか?」
「先代にもよく言われました」
声では笑ったが、口元が歪んでいる。自嘲だろう。
「先程の話ですが、疑わしきはまだいます」
まだ木馬の中の兵を出すのか。半眼で睨むと。
「大陸を自由に行き来する商人。これが一番怪しいです」
まさか、アナベラを?畳む
#アルファズル戦記
#この大地の上で
新キャラが生えたり、エクセルと光まわりを描きたくて仕方無かったり、忙しい期間です。
作品は異なりますが、エクセルと光は、原作を書いていた頃の作者イチオシカプだったので、この話でもなんとかしたい欲が出て、「時雨とソフィアの視点」から外れる、ズルをしてしまいました。
前→737
09/11-媒介
どうしよ。顔が、火照ってる。自分で言っといて、なんだけど。細さんを媒介に、一生見てる、みたいな、告白、しちゃったようなもの。
そんなの、今の時雨には、重荷でしかない。背負うものが多くて、彼を、苦しめる。
時雨は優しいから、甘えすぎてた。
そっと、手を離そうとしたら。
「いいもの売ってるな」
元の調子に戻った時雨が、ひとつのお店、見てる。アクセサリ屋だ。
ノルンは自治都市の金属、草原諸国の原石が、とれるから、東方で、彫金技術が発達してる。ホクナの民は、盟主不在の中でも、それで生き延びた、って。
きらきら、輝くアクセサリを、覗き込んだ。
09/12-触媒
「おっ、兄さん、お目が高い!」
お店のおじさんが、いい客つかまえた、ってばかりに、営業スマイル、全開にする。
「ここにあるのは、草原諸国の特別な触媒を使って、銀を霊銀(ミスリル)に昇華させたものばかり。ご利益はばっちりだぜ」
うわー……、怪しげな口上。霊銀って、西のシャングリアでしか、採れないんじゃなかったっけ。
でも、時雨はすごい真面目な顔してアクセサリに見入って。
しゃらり、と。鈴のついた腕輪を、ひとつ、手に取ると。わたしの手首に、当ててみる。
「うん」
満足げに、うなずいてる、けど。
見えてる見えてる、値札! うん、じゃないよ!
09/13-代償
「毎度あり!」
あ、あああ。時雨、値札通りのお金、払っちゃった。もしかして、時雨って意外と、金銭感覚ガバガバ? 『星の忍』なんて高位の忍で、太守跡継ぎの養子、だったから?
育ちの代償、大きかった、よ。恭司様、ちゃんとこういうとこ、教育しといて欲しかった……。
まあ、人のこと言えないけど、わたしは、あのひとの目、盗んで、ちょこちょこ街に、降りてたから。踊りもその時に、旅のジプシーに、教えてもらった。
師匠、元気かな。
『免許皆伝だ』
って言われて別れたきり。どこかで、戦火に巻き込まれてないと、いいけど。
考え込んでると、鈴の音が鳴った。
09/14-印影
しゃらん、と。
わたしの左手首で、鈴が鳴る。
「これで」
時雨が、満足そうに、微笑んだ。
「どこにいても、あんたを見つけられるな」
「わたし、猫かなにか?」
「そういう訳じゃあないが」
ぷう、と膨れてみせると、時雨、慌てて首を横に振る。
でも、いいけど。
時雨の印影が、わたしに刻まれたかの、ように。時雨の優しさが、わたしの心に、沁みる。
「じゃあ、わたしが迷子になったら、時雨、見つけてね」
「ああ」
時雨が、真面目な顔つきで、頷く。
「どこにいても、必ず」
「じゃあ」
わたしも、にっこりと。
「どこにいても、時雨のこと、見つけるよ」
09/15-疼く
弟と、妹みたいな少女は、今頃『聖域』で、初々しいやりとりをしているだろう。ひとり、ふっと笑ったところで、無いはずの右目がじくじくと疼いて、前髪の上からおさえてうずくまった。
「ちょっとあんた!? 大丈夫!?」
『星の忍』の少女が、焦りきった声で肩にしがみついてくる。左手を掲げて、大丈夫だという意思表示をした。
「ラグナール兵として、潜り込んだ時に、ちょっとヘマしてな」
あのクソッタレ王に目を取られ、刃を握れば数秒で死に至る呪いをかけられた。
『小物はせいぜい転がって苦しめ』
奴はそう嗤った。
「なんで、そんな」
彼女が憤慨する理由が、わからない。
09/16-饐える
吐き気が込み上げて思わずえずく。
『時雨様がいらっしゃらない今、ホクナを率いることができるのは、秋霖様だけですわ!』
子供の頃から持ち上げられて、民が戦いに出るのを見送った。彼らが物言わぬ身体になって帰ってくるのを迎えた。蝿が飛び交う饐えたにおいに、泣きながら吐いた。
時雨に意趣返しをしたかったわけではない。できることなら、ソフィアと一緒に、戦と関係無い、日の当たる場所で、穏やかに暮らしていて欲しかった。だが、ホクナの民が、ジャオウの民が、それを許さないだろう。
「……あんた」
忍の少女が呆れきった顔をした。
「思った以上にわかりやすいわよね」
09/17-馨る
連合軍の噂は馨る。マアサルの翠黛のこちら側、草原諸国、東方、自治都市連合の隅々まで、若き盟主たちの話は、波のように広がった。
ヴァイシャと高砂は妥当にしても、俺の名前まで混じっているのは、落ち着かないが。
だが、ラグナール軍に攻め入られた土地から、希望を求めて、ルーマンの砦にひとびとが押し寄せる。最早誰がどこの出身かなんて、どうでもいいくらいに。
「盛り上がっている時こそ、気をつけるべきです」
そう言って眼鏡をくい、と指で押し上げるのは、先代フェルガナ族長の頭脳、フォルカだ。
「木馬に潜んだ敵が、入り込んでいるやもしれませんゆえ」
09/18-薄明
砦の屋上から、草原を見渡す。マアサルの翠黛が、薄明でほの明るく縁取られる。
連合軍では立場など関係無い。盟主でも参謀でも、平等に見張り番が回ってくる。フォルカの存在は、今までの会議にヴァイシャと同席していたことで知っていたが、二人きりで話すのは初めてだ。
「あんたは、もうこの軍に間諜が入り込んでいると、思っているのか?」
「立場だけ見れば、ラグナールの姫君と、ラグナール兵として潜り込んで彼女を手助けしたことのある、あなたの兄上が」
じとりと睨むと、織り込み済みだったのだろう。彼は肩をすくめる。
「立場だけ見れば、の話ですよ。落ち着いてください」
09/19-楼閣
「間諜を探す時、まず疑うべきは、敵側に足を踏み入れた者。私はそれを失念して、族長を亡くしました」
昇りゆく太陽を見つめながら、フォルカが訥々と語る。
「ラグナールとの緒戦で捕らわれ、解放されたクラナハを、お嬢は喜んで出迎えた。それが過ちでした」
ああ、クラナハって、ニネヴェの裏切り者で、ヴァイシャの許婚だったか。おおかた、ラグナールに捕らわれた際に、ゼノスに何か吹き込まれて、変心したんだろう。
草原諸国も、ジャオウの楼閣と一緒だ。同族の皮をかぶった連中が、いつ相手を高みから引きずり下ろすか、虎視眈々と機会を狙っている。
『どいつもこいつも、じゃな』
09/20-迷宮
「戦とは、迷宮のようなものです」
フォルカが眼鏡をくいっと押し上げて、目をすがめる。
「誰が正しいか間違っているかが無い。豊穣な地は焼け、命は失われ、終わりが見えない。彷徨った果てにあるのは、荒れ果てた大地と疲弊した人々。太陽の光も、虚しく降り注ぐばかりです」
「あんた、詩人になった方が向いてるんじゃあないか?」
「先代にもよく言われました」
声では笑ったが、口元が歪んでいる。自嘲だろう。
「先程の話ですが、疑わしきはまだいます」
まだ木馬の中の兵を出すのか。半眼で睨むと。
「大陸を自由に行き来する商人。これが一番怪しいです」
まさか、アナベラを?畳む
#アルファズル戦記
#この大地の上で
#語彙トレ2026 『この大地の上で』09/01~09/10まとめをやっとしました!
時雨とソフィアの視点切り替えを完全にミスったな、ってところがあります。
これは正式に本にする日が来たら調整します。
前→727
次→738
09/01-朔風
ジャオウ、ホクナ、草原諸国の連合軍が成った。
ヴァイシャと高砂だけで充分だと思ったんだが、二人だけでなく、エクセルや光、アナベラに劾、あらゆる連中に、『お前が立ち上がらなくてどうする』と思いっきり背中を押された。
規模の建前上、盟主はヴァイシャだが、俺も後ろから支える羽目になったのだ。
太守は恭司様がなると決めつけて、『星の忍』に徹していたから、人の上に立つことを何も教わらなかった過去を、今更悔いる。
「……恭司様」
砦の屋上で、ひとりごちる。
『俺はどうすりゃいいんすかね?』
マアサルの翠黛を越えてくる冷たい朔風は、秋の訪れを告げていた。
09/02-懊悩
「涼しくなってきましたね」
薄手の上着を羽織った高砂が、細い腕を擦りながら隣に並ぶ。
「仮にも太守代理が、伴もつけないのは、不用心だぞ」
「あなたもじゃあないですか」
「俺は自分の身は自分で守れる」
正論だ。同じ『星の忍』を継ぐ者でも、国の上に立つ身でも、高砂はまだ子供だ。ろくに鍛えてもいないだろう。
「……強いですね、時雨は」
高砂が、寂しそうに微笑む。
「ぼくは、皇本の身代わりなのに、ひとりじゃなんにもできない」
懊悩に苛まれる顔をして、彼女は目を伏せる。
「その為に、俺たちがいるんだろうが」
ぽん、と頭に手を乗せる。
「頼れる大人を頼れ」
09/03-臨界
「時雨だって、大人なんて、言えないですう~」
拗ねたような声に振り向けば、碧眼がじとりと細められて、俺を睨んでる。
やばい。最近、他の女子に関わりすぎて、ソフィアにフォローを入れるのを、忘れていたんだ。
「細さんの前で、ダダこねてたの、誰だっけ?」
「すまん。俺がガキだったから。そこ蒸し返さないでくれ」
顔を手で覆って、ペコペコ頭を下げる。
「……頼れる大人?」
高砂が、唖然としているのがわかる。
「高砂ちゃん。時雨はね~、けっこう騙されやすいから」
あああ。もう、ソフィアの嫉妬と俺のやるせなさが臨界だ。
「悪かった。だからもうやめてくれ……」
09/04-聖域
「なにやってんだ、お前ら」
呆れた様子で、エクセルと光がやってきた。珍しい組み合わせだな。
『お姫様のご機嫌を治すいい方法、教えてあげよっか』
光が、ジャオウの忍だけが使える読唇法で、俺に伝えてくる。
『アナベラを追って、聖域が来たよ』
『聖域』
ノルンの旅商人たちが、大々的に開く市はそう呼ばれる。いかなる国も、いかなる紛争も、介入を許さない、自由市。だから『聖域』。
ずっとソフィアも俺も、思い詰めてきたからな。気分転換には丁度いいだろう。
「夕方には帰る」
それだけ言い残して、ソフィアと手を繋ぐ。
「えっ」
戸惑う彼女に構わず、屋上を去った。
09/05-救済
『聖域』は、露店を広げる旅商人、草原諸国の氏族、ジャオウやホクナの民だけでなく、ラグナール支配下の自治都市を逃げ出してきた市民たちで賑わっていた。
商人が物品を提供して、逃げてきた民を救済し、民は持ち腐れの貨幣を放って、売る場所に困った商人を救済する。互助の仕組みが出来上がっているのだ。
「わ、すごい」
あまりの人出に、ソフィアが驚いている。いや、顔に出さないだけで、正直俺も吃驚してる。
ラグナールの侵略は、これだけのひとを追い詰めている。だが、これだけのひとびとが、まだ生きることを諦めていないのだと、賑やかな声が飛び交って、教えてくれるんだ。
09/06-極夜
『聖域』を、しばらく行くと、吟遊詩人が、弦楽器を奏でてた。
ノルンよりはるか北
『終極の冬』の名を持つ地あり
空から来た星読みの民は
『霧』によって世界と分かたれた
星読みの民は詠う
更なる北果ての光景を
薄明の続く極夜の景色
今は『霧』にて遮られ
ああ、なんか、すごい昔、エリオンの里で聞いた気がする。
世界には、四つの大陸があって、北の大陸は、『霧』に覆われて、出ることも、入ることも、できなくなったって。
そこに、エリオンと同じように、始祖種ダイナソアがいて、星空を解読することが、できるんだって。
09/07-暁
吟遊詩人は、更に唄う。
宵を越えて 暁よ訪れよ
堕ちし神の もたらした
呪詛を払い 光呼び寄せ
思わず、うずうずしてきた。手を繋ぐ時雨も、気づいた、みたい。
「騒ぎになったら、即切り上げるぞ」
薄く、そう笑って。送り出してくれるように、手を離した。
しずしずと、踏み出して。ひらりと布を、翻し、一礼。
たん、と。
ステップを踏み出す。吟遊詩人が途端に曲調を変えた。神話の時代から、今、ここにいるひとたちを楽しませる、明るい曲調へ。
ああ、わたし。
本当に、踊るの、好きだな。
これも、エリオンの血がもたらすもの、なのかな。
09/08-永遠
しゃらり、しゃらり。わたしは、踊る。
吟遊詩人の弦楽器が、心地いい。
炎のように激しく、水のように穏やかに。大地が震えるがごとく、風が強く吹くように。
『始祖種は、よっつの力を分け合って生きているんだよ』
遠い昔、誰かが教えてくれた。
誰だっけ?
わからないまま、わたしは踊る。
世界を言祝ぐ、舞を。
道行くひとが、足を止めて。わたしの舞に、見惚れてる。
しゃんしゃら、しゃらり。わたしは、笑顔で舞う。
観衆の最前列で。時雨が微笑んで、わたしを、見ている。
ああ、この時間が、永遠に続けば、いいのに、な。
09/09-祝祭
吟遊詩人が、静かに演奏を、終える。わたしも、すうっと、踊りを終えて、優雅に礼をする。
祝祭、みたいな。拍手と歓声の嵐。
もう一度、ぺこりと頭、下げて。ひとびとの視界から、外れる。その先には、時雨がいて、手を引いて、その場の熱気から、かき消えるように、立ち去る。さすが忍。気配の消しかた、わかってる。
「楽しそうだったな」
「……わかる?」
「めちゃくちゃ笑顔だった」
ばれてる。わたし、隠し事、下手なのかなあ。
「あんたの踊り、綺麗だよな」
「アリガトウ、ゴザイマス」
直球の褒め言葉に、片言になったら。
『だからこそ、あんたはこっちに来ちゃなんねえ』
09/10-逆光
時雨が、どんな表情、してるか。わからなかった。丁度逆光で、顔が見えない。
でも、わかるよ。
お養父さんを、亡くして。姉と慕ったひとを、殺しかけて。失って。
仕える国は、陥ちて。故郷の期待、背負って。
どれだけ重荷か、わたしには、本当には、わからない。
でも、だからこそ。
「逃げない、よ」
ぎゅっと、時雨の手を、握り込む。
「細さんに、託されたもの。ずっと、時雨のこと、見てる」
指先が、ぴくり、と震えるのを感じた。
『……野暮なこと、覚えてんなあ』
観念したように、時雨が、天をあおぐ。
夕暮れ時の太陽で、あかい輪郭が、彼を彩った。畳む
#アルファズル戦記
#この大地の上で
時雨とソフィアの視点切り替えを完全にミスったな、ってところがあります。
これは正式に本にする日が来たら調整します。
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次→738
09/01-朔風
ジャオウ、ホクナ、草原諸国の連合軍が成った。
ヴァイシャと高砂だけで充分だと思ったんだが、二人だけでなく、エクセルや光、アナベラに劾、あらゆる連中に、『お前が立ち上がらなくてどうする』と思いっきり背中を押された。
規模の建前上、盟主はヴァイシャだが、俺も後ろから支える羽目になったのだ。
太守は恭司様がなると決めつけて、『星の忍』に徹していたから、人の上に立つことを何も教わらなかった過去を、今更悔いる。
「……恭司様」
砦の屋上で、ひとりごちる。
『俺はどうすりゃいいんすかね?』
マアサルの翠黛を越えてくる冷たい朔風は、秋の訪れを告げていた。
09/02-懊悩
「涼しくなってきましたね」
薄手の上着を羽織った高砂が、細い腕を擦りながら隣に並ぶ。
「仮にも太守代理が、伴もつけないのは、不用心だぞ」
「あなたもじゃあないですか」
「俺は自分の身は自分で守れる」
正論だ。同じ『星の忍』を継ぐ者でも、国の上に立つ身でも、高砂はまだ子供だ。ろくに鍛えてもいないだろう。
「……強いですね、時雨は」
高砂が、寂しそうに微笑む。
「ぼくは、皇本の身代わりなのに、ひとりじゃなんにもできない」
懊悩に苛まれる顔をして、彼女は目を伏せる。
「その為に、俺たちがいるんだろうが」
ぽん、と頭に手を乗せる。
「頼れる大人を頼れ」
09/03-臨界
「時雨だって、大人なんて、言えないですう~」
拗ねたような声に振り向けば、碧眼がじとりと細められて、俺を睨んでる。
やばい。最近、他の女子に関わりすぎて、ソフィアにフォローを入れるのを、忘れていたんだ。
「細さんの前で、ダダこねてたの、誰だっけ?」
「すまん。俺がガキだったから。そこ蒸し返さないでくれ」
顔を手で覆って、ペコペコ頭を下げる。
「……頼れる大人?」
高砂が、唖然としているのがわかる。
「高砂ちゃん。時雨はね~、けっこう騙されやすいから」
あああ。もう、ソフィアの嫉妬と俺のやるせなさが臨界だ。
「悪かった。だからもうやめてくれ……」
09/04-聖域
「なにやってんだ、お前ら」
呆れた様子で、エクセルと光がやってきた。珍しい組み合わせだな。
『お姫様のご機嫌を治すいい方法、教えてあげよっか』
光が、ジャオウの忍だけが使える読唇法で、俺に伝えてくる。
『アナベラを追って、聖域が来たよ』
『聖域』
ノルンの旅商人たちが、大々的に開く市はそう呼ばれる。いかなる国も、いかなる紛争も、介入を許さない、自由市。だから『聖域』。
ずっとソフィアも俺も、思い詰めてきたからな。気分転換には丁度いいだろう。
「夕方には帰る」
それだけ言い残して、ソフィアと手を繋ぐ。
「えっ」
戸惑う彼女に構わず、屋上を去った。
09/05-救済
『聖域』は、露店を広げる旅商人、草原諸国の氏族、ジャオウやホクナの民だけでなく、ラグナール支配下の自治都市を逃げ出してきた市民たちで賑わっていた。
商人が物品を提供して、逃げてきた民を救済し、民は持ち腐れの貨幣を放って、売る場所に困った商人を救済する。互助の仕組みが出来上がっているのだ。
「わ、すごい」
あまりの人出に、ソフィアが驚いている。いや、顔に出さないだけで、正直俺も吃驚してる。
ラグナールの侵略は、これだけのひとを追い詰めている。だが、これだけのひとびとが、まだ生きることを諦めていないのだと、賑やかな声が飛び交って、教えてくれるんだ。
09/06-極夜
『聖域』を、しばらく行くと、吟遊詩人が、弦楽器を奏でてた。
ノルンよりはるか北
『終極の冬』の名を持つ地あり
空から来た星読みの民は
『霧』によって世界と分かたれた
星読みの民は詠う
更なる北果ての光景を
薄明の続く極夜の景色
今は『霧』にて遮られ
ああ、なんか、すごい昔、エリオンの里で聞いた気がする。
世界には、四つの大陸があって、北の大陸は、『霧』に覆われて、出ることも、入ることも、できなくなったって。
そこに、エリオンと同じように、始祖種ダイナソアがいて、星空を解読することが、できるんだって。
09/07-暁
吟遊詩人は、更に唄う。
宵を越えて 暁よ訪れよ
堕ちし神の もたらした
呪詛を払い 光呼び寄せ
思わず、うずうずしてきた。手を繋ぐ時雨も、気づいた、みたい。
「騒ぎになったら、即切り上げるぞ」
薄く、そう笑って。送り出してくれるように、手を離した。
しずしずと、踏み出して。ひらりと布を、翻し、一礼。
たん、と。
ステップを踏み出す。吟遊詩人が途端に曲調を変えた。神話の時代から、今、ここにいるひとたちを楽しませる、明るい曲調へ。
ああ、わたし。
本当に、踊るの、好きだな。
これも、エリオンの血がもたらすもの、なのかな。
09/08-永遠
しゃらり、しゃらり。わたしは、踊る。
吟遊詩人の弦楽器が、心地いい。
炎のように激しく、水のように穏やかに。大地が震えるがごとく、風が強く吹くように。
『始祖種は、よっつの力を分け合って生きているんだよ』
遠い昔、誰かが教えてくれた。
誰だっけ?
わからないまま、わたしは踊る。
世界を言祝ぐ、舞を。
道行くひとが、足を止めて。わたしの舞に、見惚れてる。
しゃんしゃら、しゃらり。わたしは、笑顔で舞う。
観衆の最前列で。時雨が微笑んで、わたしを、見ている。
ああ、この時間が、永遠に続けば、いいのに、な。
09/09-祝祭
吟遊詩人が、静かに演奏を、終える。わたしも、すうっと、踊りを終えて、優雅に礼をする。
祝祭、みたいな。拍手と歓声の嵐。
もう一度、ぺこりと頭、下げて。ひとびとの視界から、外れる。その先には、時雨がいて、手を引いて、その場の熱気から、かき消えるように、立ち去る。さすが忍。気配の消しかた、わかってる。
「楽しそうだったな」
「……わかる?」
「めちゃくちゃ笑顔だった」
ばれてる。わたし、隠し事、下手なのかなあ。
「あんたの踊り、綺麗だよな」
「アリガトウ、ゴザイマス」
直球の褒め言葉に、片言になったら。
『だからこそ、あんたはこっちに来ちゃなんねえ』
09/10-逆光
時雨が、どんな表情、してるか。わからなかった。丁度逆光で、顔が見えない。
でも、わかるよ。
お養父さんを、亡くして。姉と慕ったひとを、殺しかけて。失って。
仕える国は、陥ちて。故郷の期待、背負って。
どれだけ重荷か、わたしには、本当には、わからない。
でも、だからこそ。
「逃げない、よ」
ぎゅっと、時雨の手を、握り込む。
「細さんに、託されたもの。ずっと、時雨のこと、見てる」
指先が、ぴくり、と震えるのを感じた。
『……野暮なこと、覚えてんなあ』
観念したように、時雨が、天をあおぐ。
夕暮れ時の太陽で、あかい輪郭が、彼を彩った。畳む
#アルファズル戦記
#この大地の上で
実はここんとこというか、雪春下巻を書き終わって以降、長文を書けていない。
毎日語彙トレしてるし、何作か公募に短編を投げてるし、5万字くらいは……アレッ? 長文一作書いたな?
とにかくそれくらいなので、やりたいことは広義のアルファズル戦記でたつみ節全開にして、多少市場調査というか、えっくすの広告に流れてくる漫画を読んで、「これはやりすぎ。ザマァしてもスッキリしないくらいフラストレーションがたまる(身も蓋もない言い方をすると、最後まで読んでも胸糞が治まらない)」ともやもやしてたので、いつも通りこのもやもやを作品に叩き込んで、自分なりの世の流れを追ってみたいと思います。
毎日語彙トレしてるし、何作か公募に短編を投げてるし、5万字くらいは……アレッ? 長文一作書いたな?
とにかくそれくらいなので、やりたいことは広義のアルファズル戦記でたつみ節全開にして、多少市場調査というか、えっくすの広告に流れてくる漫画を読んで、「これはやりすぎ。ザマァしてもスッキリしないくらいフラストレーションがたまる(身も蓋もない言い方をすると、最後まで読んでも胸糞が治まらない)」ともやもやしてたので、いつも通りこのもやもやを作品に叩き込んで、自分なりの世の流れを追ってみたいと思います。
2026年9月23日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
#アルファズル戦記 記念本『アルファズルるぶ』がほぼ形になりました!
あとは忘れずに入稿入金するだけ!
もっとエンタメ的な冊子にしたかったんだけど、文字だらけになりました。でも、新規絵もスッ……と差し込んでるから、いつもの文庫本とはちょっと違うかな?
私はこれをやりたかったんだ……!
増えたライフワークがあと半分だから、悪玉コレステロール下げる薬を飲んで、健康でいたいです。
あとは忘れずに入稿入金するだけ!
もっとエンタメ的な冊子にしたかったんだけど、文字だらけになりました。でも、新規絵もスッ……と差し込んでるから、いつもの文庫本とはちょっと違うかな?
私はこれをやりたかったんだ……!
増えたライフワークがあと半分だから、悪玉コレステロール下げる薬を飲んで、健康でいたいです。
2026年9月20日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
大阪の疲労が、やっと落ち着いてきた~!
でも、歩き回ったせいか、足の骨が痛くて、そっちはまだ治まりきらない……。普段いかに外を出歩かないかの証左です。
これから体力落ちていく一方なんだから、ちゃんとしないとな~! 寝たきりで執筆できずに無駄に長く生きるのは、絶対にいやだ!
でも、歩き回ったせいか、足の骨が痛くて、そっちはまだ治まりきらない……。普段いかに外を出歩かないかの証左です。
これから体力落ちていく一方なんだから、ちゃんとしないとな~! 寝たきりで執筆できずに無駄に長く生きるのは、絶対にいやだ!
2026年9月15日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
大阪から帰ってきました。
隣接していただいた青波さんハレトキさん、ブースをお訪ねくださった皆様、ありがとうございました!
本だけでなくてアクセサリもいくつか旅立ったので、今後の制作の参考になります!
小さめサイズは、私の指が太くて自己確認できないので、一発勝負なんですよね……でも需要があることがわかりました。フリーサイズも作れるようになりたいな~!
次は11月の文フリ東京です。アルファズル戦記の記念誌という名のネタバレ本出しますので、よろしくお願いいたします!
#文フリ大阪
隣接していただいた青波さんハレトキさん、ブースをお訪ねくださった皆様、ありがとうございました!
本だけでなくてアクセサリもいくつか旅立ったので、今後の制作の参考になります!
小さめサイズは、私の指が太くて自己確認できないので、一発勝負なんですよね……でも需要があることがわかりました。フリーサイズも作れるようになりたいな~!
次は11月の文フリ東京です。アルファズル戦記の記念誌という名のネタバレ本出しますので、よろしくお願いいたします!
#文フリ大阪
最近の状態です。
16年前に、乳輪下膿瘍という病気で、全身麻酔手術しました。
それに近い痛みというか炎症が、右胸に出ています。
当時もお局のいじめのストレスだったので、今回も、あと9ヶ月で就職しないと生きられないという焦りと、周りの人間がどんどん入れ替わってゆく負荷が大きかったのだと思います。
乳腺外科を探したけれど、全然予約が取れなくて、来週まで我慢できないと、かかりつけ内科の、いつもと違う先生に診ていただきました。
原因はわからず、がん、膿瘍の可能性あり、とカルテ丸見えだけど、まずは炎症が起きているだろうから、乳腺外科に行く日までということで、対症療法的に痛み止めと抗生物質で様子を見ることになりました。
16年前も、『悪性腫瘍の可能性あり』の10文字が見えちゃって、次の日泣きながら東京タワーに生まれてはじめて登ったんですよね。なんなんだ。
頑張ろうとすればするほど身体は悲鳴をあげて、まるでお前が普通に生きることができるものかって言われているようで、心が折れて、薬局で薬剤師さんの前で泣いちゃったんだけど、あと4日、なんとか持ちこたえたい。
そして一生続けられる仕事と執筆を両立して、笑って生きたい。
そのためにも、はやく治まってほしい~!畳む